こんにちは、超低血圧主婦のりんごです。
ブログにご訪問頂きありがとうございます。
先日、低血圧が原因で耳鳴りすることがありますよという記事を書きました。
では、低血圧っていったい何?
専門サイトの引用をベースに、平均最高血圧80台の私の主観を添えてお話したいと思います。
低血圧の定義
高血圧には国際的な診断基準があるのに対して、低血圧には明確なものがありません。日本では、最高血圧(収縮期血圧)が100以下を目安に診断する場合が多いそうです。
低血圧は、それ自体が直接大きな病気につながることはありませんが、朝起きられない、立ちくらみがするといった典型的な症状以外、頭痛や肩こり、耳鳴り、不眠、胃もたれ、動悸(どうき)などの不調を起こしやすいです。
低血圧の種類
慢性低血圧の分類
・体質性低血圧:低血圧があっても日常生活に支障がない
・病的低血圧 :日常生活に支障のある低血圧
1.本態性低血圧寝た状態(臥位)、立った状態(立位)といった体位に関係なく、常に低血圧を示して症状のあるもの。
2.起立性低血圧
寝た状態では正常な血圧(収縮期血圧=上の血圧)が、立った状態になると20mmHg以上、低下するもの。原因不詳の特発性起立性低血圧と、何か特定の原因があって二次的に起立性低血圧を発症する症候性起立性低血圧がる。
3.症候性低血圧
疾患があり、その疾患によって低血圧になってしまうもの。例えば、長期間に亘る臥床など。
1の本態性低血圧は、女性に多いと言われているそうです。
正に私がこれですね。
2の起立性低血圧は、突然立ち上がって立ち眩みがしたりとか、熱いお風呂に入っていて出ようとしたらくらっとしたなんていう経験はされたことがある方のいらっしゃるのではないでしょうか。
低血圧で起こりやすい症状
脳循環の障害からくる症状
脳への血液循環が不足して起こる症状としてはめまいです。立ちくらみ(立っていると目の前がボーっとしてくる、急に立つとふらっとくる)、ふらふら感、浮遊感(雲の上を歩いているような感じ)、天井や周囲が回転するような感じ、頭痛、頭重、身体動揺感(身体が揺れているような感じ)、耳鳴り、失神、失神感(血の気が引く感じ)、けいれん、乗物酔い、眼の奥が痛いなどがあります。
心臓を中心とした循環器症状
呼吸器症状
呼吸器系への血流不足によって起こる症状には、呼吸困難感、過換気発作・過呼吸症候群(浅い息をハーハーと細かく頻回に行い、四肢がしびれ、倒れることもある)、胸痛(狭心症と間違えるような前胸部痛、時に締めつけられるような痛み)、胸部の不快感、息切れ、ため息、空気飢餓感(挟所恐怖症:エレベーターなど狭いところに入ると息苦しくなる)などがあります。
パニック発作のこともあります。
消化器症状
慢性の痛み
クリニックのサイトからの引用ですが、これらがほぼ全部当てはまる私には
この他に「微熱が続きやすい」というのもあります。
掛かりつけ医の先生によると、血流が弱い分を補う為に常にフル稼働してしまう為、オーバーヒートしやすいんだそうで、「消耗熱」というそうです。
ただ、それを知ったのはHSPという言葉と出会う前です。
どっちにも要因はありそうです。
それから、よく「低血圧だから朝が弱い」なんて聞きませんか?
これは、低血圧だから眠くて起きれないのでは決してありません。
朝は自律神経の不調から、頭がふらついたりして起きるのが辛いという意味です。
ちなみに私は、朝はだいたい4時半に目覚ましをセットして15分くらいかけてゆっくり起きます。
夫から「お前は、ばぁさまか!」なんて言われてしまってますが、HSPなのもあって眠りが浅く睡眠時間は短いので、目覚ましの前に起きることがほとんどです。
目が覚めてすぐに活動するのは、動きが緩慢になって動きづらいですが、15分から20分くらいでゆっくり体が動けるようになってきます。
やりたいことはいっぱいあるのに、体力が続かないので早起きは必須です。
低血圧を改善させる方法
処方箋薬局に置いてあった血圧計で計ったら、もっと微妙!?
正直なところ、改善方法は模索中の状態です。
過去に、最高血圧が70台だった頃には血圧を上げる薬が処方されたこともありましたが、自分自身では効果は感じられませんでした。
以下は、一般的に効果があるとされている対処法です。
生活習慣
- 早寝早起きで自律神経のリズムを整える
- ウォーキングやストレッチ、ラジオ体操などの運動
- 着圧ソックスを使用する
- 立ち上がる時はゆっくりと
- 日中に日光に15分以上浴びる
- 冷たい食べ物は控える
- ゆっくり入浴する
- 塩分を多めに摂る
- 睡眠時間をしっかるとる
低血圧の改善に効果がある食べ物
- チェダーチーズ(血圧を上げるホルモンの材料となる「チラミン」が豊富)
- 緑茶やコーヒー(カフェインは血管を広げるアデノシンを抑える働きがある)
- ショウガやニンニクなどの体を温める香辛料を使う
- タンパク質(肉や魚、乳製品など。体温を上げる働きがある)
- ビタミンE(カボチャ、パプリカ、ナッツ等。血流をよくする働きがある)
- ビタミンB(緑黄色野菜、卵、肉、魚、乳製品。エネルギーを作りだす)
分かってはいるけど・・・ですね。ゆっくり入浴したり、運動したりは気分が悪くなるし、たくさん食べるのも辛い・・・現実は厳しいですが、かかとを上げ下げしてふくらはぎを鍛えたり、出来ることを少しずつやっています。
日常生活での危険
私も経験がありますが、他の症状は疲れやすかったり、食欲がなかったりと、自分で気づくことができるんです。
でも、失神するのはそうはいきません。
低血圧で危険なのが失神発作を起こす場合だ。駅のホームや階段で失神すれば命を失う事故になりかねない。渡辺教授は「失神しそうだと感じたら、安全な場所で太ももを抱えるようにしゃがみこんで」と助言。頭に血液が戻るのを待てば転倒は避けられる。
これまで、低血圧は命にかかわることが少ないと考えられ、治療をうける患者も治療しようという医療機関も少なかった。
上記の引用で、「失神しそうだと感じたら、安全な場所で太ももを抱えるようにしゃがみこんで」と助言。と書かれています。
でも、実際経験者の立場から言うと、
「今から倒れるかも知れないって自分で分かってたら倒れない」
です。
気付いた時には誰かに支えられているんです。
そう、倒れる瞬間が分からない!!
よく、「なんで倒れる前に休まないの!」と注意をされます。
もちろん、「あ・・・ちょっと気分悪いかも?」と思うことはありますが、まさかそこまで危機的状況だなんて、ぶっちゃけそんなことが分かってたら倒れません。
自分が辛いということ以上に、これは周囲に多大な迷惑をかけてしまいます。
疲れてなくても積極的に休憩していくしかないのかなぁと思います。
低血圧の皆さん、どうぞお気を付けくださいね。
低血圧のセルフチェック
低血圧が日常生活にどれくらい支障があるかのチェックテストです。
私の結果は生活支障度95%・・・正直なところ、食事が苦痛だなぁと思う程度で、自分では支障があるなんて思っていないです。
でも、こうやって数字になったのを見ると、周りの人に「どうやって生きてるの?」と言われてしまうのも納得です(笑)。
なんだか周りは大げさだなぁくらいに思ってましたが、そうでもなかったみたいです。
よかったらお試しを~。