こんにちは、りんごです。
ブログにご訪問頂きありがとうございます。
私、耳鳴りがものすご~く酷いんです。しかも、大音量!
子供の頃のことは覚えていませんが、20代の頃には中耳炎などで耳鼻科に行く度に相談していたので、最低でも20年以上のお付き合いです。
今、この記事を書いている瞬間も大合唱中です。
私の場合、喧騒の中ではさすがにかき消されますが、
- 起きてる間はずっと聞こえる
- 一つの音じゃなくて、複数の音が組み合わさってる
でも、耳鼻科に行く度に異常なしと言われて悶々としていました。
今日はそんな耳鳴りのお話、お付き合いくださいね。
耳鳴りとは?
誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
耳鳴りとは、実際には音がしていないのにもかかわらず、
「キーン」「ピー」「サー」などの高音や、「ゴー」「ジー」などの低音が聞こえてしまう症状です。
主な耳鳴りの原因
耳の症状なんだから、耳鼻科に行けばいい?と思いがちですよね。
実は、耳鳴りのメカニズムは完全には分かってないそうなのですが、加齢や気圧の変化以外にも病気が原因のものもあるそうです。
ネットで「耳鳴り 原因」検索をすると、だいたいこんな感じのものがヒットします。
私にこれだ!と思い当たるものはありません。
耳鼻科的要因
突然、耳が聞こえなくなる病気で、
片耳だけに症状が出ることが多いです
- 急性低音障害型感音難聴
耳が詰まったような症状や、
低温が聞き取りづらくなる病気です
内耳にある内リンパ腔という部分が
水腫することで平衡感覚に異常が生じ、
吐き気やめまいを発作的に繰り返す病気です
- 中耳炎
中耳がウイルスや細菌に感染して、
耳の痛みや発熱が起こる病気です
- 耳管狭窄症・耳管開放症
耳管が狭く開きにくくなったり、
開いたままになったりする病気です
- 外リンパ瘻
内耳の一部に穴が開いて外リンパと
呼ばれる液体が漏れ出し,めまいや耳鳴り
- 聴神経腫瘍
聴神経の周囲のシュワン細胞とよばれる
細胞から発生する良性の腫瘍です。
耳鼻科的病気以外の要因
- 薬の副作用
- 高血圧
- 自律神経失調症
まさかの低血圧が原因!?
開業医も総合病院も、何かついでがある度に、耳鼻科で耳鳴りの相談をしていましたが、耳鼻科では鼓膜に異常がなければOKなんですよね。
「はい、問題ありませんよ」
「いえ、大音量の耳鳴りに困ってるんです」
「大丈夫、異常ありません」
毎回、埒があかない会話にすっかり諦めていました。
みんな、こんなの我慢してるのかな?
他の人はどう聞こえてるんだろう?
考えるのもどうでも良くなっていた時、
引っ越してして、新しくかかりつけ医に選んだ内科の先生からの一言
「あぁ・・血圧低いねぇ。これじゃあ、相当耳鳴りもひどいだろ?」
えぇ!?低血圧、関係あるんですか!?思わず聞き返しちゃいましたよ。
これは、別の機会に受けた人間ドックの結果です。
88/46mmHg
87/43mmHg
自動の血圧測定器ではエラーになることも多いのですが、毎回だいたいこんな感じです。
耳鳴りの原因が低血圧って分かった時の私の感激、分かってもらえます?
これを知ったのは、もう5年程前です。
今までずっと気になって、でも問題ないと相手にもしてもらえなかった症状の原因が分かったんです。
低血圧が改善されない限り、治らないよと断言されたにも関わらず、
気持ちすっきりです!
こういう答えが欲しかったのだよ!
耳鳴りそのもののメカニズムは、まだ解明されていない部分が多いのだそうです。
低血圧が原因の耳鳴りは、血流の悪さが関係しているのではないか?ということでした。
耳鳴りのお薬もありますが、HSPの方は注意も必要です
特に大きな病気が隠れているものでなければ、治療することもないと思いますが、
当帰芍薬散など、耳鳴り改善のためのお薬もあります。
私は、虚弱体質だからという理由で先述の内科で処方してもらったことがありますが、HSPの方はちょっと注意も必要です。
個人差はもちろんありますが、HSPの中には薬が効きやすい方がいらっしゃいます。
副作用が出づらいと言われる漢方薬でも、ガッツリでました副作用。
むくみからくる全身の痛みや、胃もたれに嘔吐・・・結局2週間ほどで内服をやめました。
服用を検討される方は、お医者さまや薬剤師さんにしっかり相談してくださいね。
HSPとお薬のお話は、また別の機会にしたいと思います。
こんな時は、すぐに病院へ!
特に日常生活に支障がないからと、放置しがちな耳鳴りですが、重大な病気が原因の場合もあります。
こんな症状がある場合は、お近くの耳鼻科を受診してくださいね。
- 難聴、めまい、頭痛、ふらつきなどがある
- 大きな音を聞いたなど、きっかけがはっきりしているが時間が経ってもよくならない
- 頻繁に繰り返している