こんにちは、りんごです。
我が家は、大きな道路に近いこともあり、
この季節は毎日のように消防自動車のサイレンが聞こえます。
このサイレンの音、HSPにはちょっと辛い。
心臓を鷲掴みにされるような・・油断すると
その先にあるであろう状況を想像して涙が溢れてきます。
冬の乾燥した季節に増えてくる火事。
調理器具とか暖房器具の不始末や
家電類の埃やユーザー誤使用、そして
老朽化なんかが理由なんだろうなぁと
漠然と思っていませんか?
火の不始末以外にも、いろんな原因があります。
部屋の中の意外なものが火災の原因に
乾燥した空気と、強い陽射し。
鏡などの反射するものに太陽光が当たって
その反射した光の先に、カーテンなどの
燃えやすいものがあると発火することが
あるんだそうです。
これは部屋だけでなく、車でもそう。
真夏に車内が高温になるのを避けるために
太陽を背にして駐車すると、
ルームミラーが太陽の方を向きます。
女性の方は、手鏡などを助手席のシートの
上に置いておくなんてこともありますよね。
有名なあのお城も、これが原因でした
92年のイギリスのウィンザー城の火災も、
この鏡の反射が原因だったとかで
隣人が観光に訪れた際にガイドツアーで
説明があったそうです。
収斂火災のメカニズム
こういった、鏡やペットボトルなど
直接火とは関係のないもので
発火することを収斂発火といいます。
収斂(しゅうれん)発火とは、です
凸レンズ状の透明な物体や、
凹面鏡状の反射物に
太陽光を収束させて、可燃物を
発火させる方法です。
これによる火災が
収斂(しゅうれん)火災です。
昔、キャンプなんかで五円玉の真ん中に
水滴を垂らして、虫眼鏡のようにして
火を起こす方法を本で読んだことが
ありますが、まさにこれですね。
人気のおしゃれグッズも、実は危険!?
一時期よりもちょっと人気も落ち着いてきたハーバリウム。
プレゼントに頂いたりご自身で作られた方もいらっしゃるのでは?
このハーバリウムも、取り扱いには注意が必要です。
丸い形状のボトルのものは、なるべく空間作らず花材が密集したものを選ぶか
空間があるデザインの場合は窓際など直射日光を避けて飾るのがお勧めです。
プレゼントなど、贈られた方がどんな場所に飾るかわからない場合は、角形が無難ですね。
火事を防ぐために
- 窓際や太陽光が差し込む範囲には、収れん現象が起こる可能性がある鏡やガラス玉等を置かない
- 外出する際には、カーテンを閉める
- 自動車やバイクなどの屋外で、ペットボトルを放置しない
朝夕や冬場は太陽の高度が低く、
部屋の奥まで太陽光が差し込みやすいです。
我が家は遮光レースカーテンを使ってます!
どうぞ皆様もお気を付けくださいね!