自分にも花丸付けたい!HSP主婦のつぶやき

強度HSP/HSEのフリーランス主婦のつぶやきです。繊細だけど、楽しく生きたい!時々、毒吐きます

HSPはフリーランスで働くことに向いてる?

(2021.2.9初/2021.2.10追記)

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 こんにちは、りんごです。
ブログにご訪問頂きありがとうございます。

 

HSPに関する情報がたくさん溢れている中で、HSPは創造的なお仕事やフリーランスで働くことに向いています」と書かれているのを目にすることがよくあります。

私は現在、コロナで大幅自粛中ではありますが、フリーランスでお仕事をしています。
会社員とフリーランス、両方経験した自分が感じたことをお話したいと思います。

 

 

 

HSPとは?

HSPとは、ハイリー・センシティブ・パーソンの頭文字をとった言葉です。
また、子供の場合は、HSC、ハイリー・センシティブ・チャイルドといいます。

1996年にアメリカの心理学者である、エレイン・N・アーロン博士が提唱したもので
「資格や聴覚などの感覚が敏感で、非常に感受性が豊かといった特徴を生まれながらに持っている人」のことです。

 

  • 物事を深く考える
  • 刺激を受けやすい
  • 感情面で反応、共感しやすい
  • かすかな刺激に対する感受性が強い

の全ての特徴に当てはまる人をHSPと定義されるそうで、全人口の15~20%、つまり5人に一人程度の割合で存在すると言われています。

 

フリーランスとは?

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そもそもフリーランスってなんでしょう?

経済産業省の定義によると、どこにも属さず、店舗もなくと結構幅広いです。
具体的に、これとこれといったものではありませんね。

 

1 「フリーランス」については、明確な定義がないため、本白書では、「特定の組織に属さず、常時従業員を雇用しておらず、消費者向けの店舗等を構えておらず、 事業者本人が技術や技能を提供することで成り立つ事業を営んでいる者」をフリーランスと定義する。 43.6%と上昇している。

 

同じく、経済産業省の資料からの抜粋です。
意外なところでは、建設現場作業・・大工さんとかなのかな?

HSPについて解説されているサイトや本に書かれているのは、創造的な職種とあるのでこの中のクリエイター・アーティスト系や、プログラマーなどでしょうか。
ちなみに私は、5項目目の講師・カウンセラー系にあたります。

 


資料:三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)「中小企業・小規模事業者における経営者の参入に関する調査」(2018年12月)

3.各サービス例については以下のとおり。
・経営・ビジネス系:経営企画、新規事業開発、人事、経理・財務、法務、広報、マーケティング、営業など


・ITエンジニア系:システムエンジニアプログラマーなど、


・クリエイター・アーティスト系:Webデザイナー、ライター、イラストレーター、翻訳・通訳、カメラマン、スタイリストなど、


・事務作業系:データ入力、書類作成、電話・メール対応など、


・士業系:弁護士、司法書士行政書士、税理士、弁理士公認会計士中小企業診断士、社労士、建築士など


・講師・カウンセラー系:セミナー・塾講師、スポーツトレーナー、各種カウンセラーなど


・その他作業・接客系:店舗接客サービス、工事・建設現場作業、警備など

 

私の職歴

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会社員時代

 私は新卒で上場企業のOLとして15年勤めました。
一般職として入社しましたが、後半は総合職の仕事を任されたり、いくつものプロジェクトを掛け持ったり、それなりに頑張っていたと思います。
しかしながら、在職中に人間関係と家庭の問題から鬱を発症してしまいました。
3年間休職 をするも復職することはできませんでした。

 

 フリーランス進行中

復職を諦めたことで、まだ当時お付き合い中だった夫ほっぷの勧めから、現在の仕事の資格を取得しました。
結婚と同時に最初は協会に所属してのスタート。
そして2017年に協会の金儲け主義に嫌気がさして協会を脱会、現在に至ります

 

フリーランスのメリットとデメリット

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いろいろなことに神経をすり減らしてしまうHSPにとっては、フリーランスで働くことにメリットもデメリットもあります。

HSPという気質に限定してのメリットデメリットです。

 メリット

 ★職場の人間関係に悩まされない

上司も同僚もいませんので、これは明確ですね。
ただ、私も勧誘が後を絶ちませんが、どこかの協会に所属したり、同業者同士で繋がりを持ったりする方もいらっしゃいます。
お互いの商品を利用しあったり、キラキラ女子にありがちなランチ会だったり、HSPにとっては負担になるものもあるのでご注意ください。

★自分のペースで仕事ができる

ノルマもないし、誰かの目を気にしながら仕事をする必要はありません。
HSPって、人に見られながら仕事をすると実力が出せなかったりしませんか?
疲れている時は仕事をセーブしたり、自分で調整することができます。

★仕事をする場所を選べる

公共の乗り物が苦手な人、出張サービスが負担な人は、どんな仕事を選ぶか次第で自宅で仕事も可能です。
ご家族がいる場合は、作業部屋を確保することをお勧めします。

★指導者がいる

 上司や先輩が教えてくれたり、社内研修制度やマニュアルがあったり、全てにおいてではありませんが業務について指導があります。
企画開発や研究をする職種など独自で開発する場合は別かも知れませんが、仮にそういったものがないとしても、既存のものは引き継ぎや社内システムやルーティンについては教えてもらえるのではないかなと思います。

 

デメリット

 ★営業活動をしなければいけない

これが恐らくHSPにとって一番苦痛な部分ではないかなと思います

資格を取れば仕事が入る、ホームページやブログを作ればすぐに集客できるものではありません。
会社の後ろ盾がない個人は信用を得るのが難しいので、会社員よりも営業スキルは必要かなと思います。
私は初期の頃、飛び込みで売り込みをすることに挑戦しましたが、鬱が再発しそうなくらいダメージを受けました。イベント自粛をしている今は、SNS以外の売り込みをしていません。

★全て自分で決め、遂行しなければならない

 上記と重複しますが、苦手なことも全て自分でやる必要があります。
また、会社という組織と違って、全てにおいて一人で判断しないといけません

新しい分野を開拓するとか、今ならコロナ自粛をどうするかとか、 いろいろ考えすぎて決めることが苦手なHSPにとっては、少し苦しいです。
フリーランスになると、セミナーや雑誌掲載やいろんな勧誘を受けると思いますが、そう言ったものを断れる力も必要です。

★それなりのスキルを求められる

 クラウドソーシングなど、必然的に実績や実力のある人が採用されます。
何か自信のあるスキルがあった方が良いと感じました。
また、仕事が取れないと「自分はダメなんだ・・」と落ち込む原因にもなります。

誰でも出来る業務内容のクラウドソーシングの募集の中には、グレーなものも見受けられます。かつて私も挑戦しようとしましたが、いろいろな募集案件を目にするうちにとても悲しい気分になり、続けることが出来ませんでした。 もちろん、ほんの一握りの話であって、健全なものがほとんどですよ!

★収入の保障がない

これはHSPに限った話ではありませんね。
会社であれば、勤務時間に働けば最低賃金はもらえます。
でも、フリーランスは自分の作品や技術を利用して頂かないと収入は得られません

例えば、デザインコンペに応募したけど落ちたなんて言う場合は、会社だったらそれでもお給料はもらえますよね。技術を磨くというプラスはあったとしても、ただ働きであることには変わりません。
楽観的に考えることが出来ないHSPには、来月の収入がいくらあるのか分からない状況というのはかなり不安要素かなと思います。

私は、作ったものを販売もしていますが、技術ではなく物を売る方は更に注意が必要です。作るという仕事をしても、ただ働きになるだけでなく材料費分が赤字にある場合があります。また、社会保障などもなくなるのでその分を余計に稼ぐ必要があります。

★ついつい頑張り過ぎてしまう

 自分で言うのもなんですが、HSPって真面目で頑張り屋だと思います。
ちゃんと結果を出さなければと、必死になって頑張ってしまいます。
あれも足りない、これもしなきゃと7~80点でセーブできない完璧主義者な部分があるので、うまくいかなかったときのダメージも大きいです。

★コミュニケーションを要求される

私の場合は講師業ということもあり、自宅でこじんまりすることもあれば、呼ばれれば講習会にも出掛けて前に立つこともあります。
そういう仕事でないにしても、打ち合わせをしたり、ユーザー様とやり取りをすることは避けられないと思います。

★指導者がいない

 クラウドソーシングでの事務のお仕事など、マニュアルが用意されているものもあります。でも、選ぶ職種次第では、当然社員は自分一人なので、分からないことを誰にも聞けませんし、全て自分で調べて作り上げ、運営していく必要があります。
外部の有料セミナーなど、私は受けたことはありませんが、いいもの悪いもの見極める力が必要かなと思います。いろんな方のブログを拝読してきましたが、
「受けました!」「スタートしました!」の記事のあと、何年も続いているかたはほとんど見ません(ブログが書けないほど忙しいのかもですけどね)

 

 自分の向き不向きを考えて選択を

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HSPの人がフリーランスをするには、非HSPの人よりもしっかり考えて注意が必要だと感じます。

私は、鬱で復職できなくて、必要に迫られてフリーランスの道を選びました。
でも、これから転身を考えれれている方は、まずは会社を辞める前によくよく考えてから決められることをお勧めします。
ちょっとデメリットの方が多くて脅かしてしまってるような内容になってしまいましたが、実際に私がぶつかってどうしよう?と困ったものばかりです。
会社という組織が合わない方もいらっしゃるのは間違いありません。

あくまでも、私りんごの体験からの感想です。

 

フリーランスに向く人

  • 特定のスキルや資格がある、又は経理などの希望する分野での実務経験がある
  • 営業や打ち合わせなどが苦にならない
  • 自分で決定を下すことが苦にならない
  • 満員電車や職場の人間関係から解放されたい
  • 孤独が平気

 

フリーランスに向かない人

  • 営業や打ち合わせなど、人と関わることを避けたい
  • 得意分野、実務経験が特にない(スキルがなくても仕事はあるけど、生活できる程度の収入はの確保は難しいです)
  • 自分で意思決定をしたくない

 

クラウドソーシングまとめ 

 私は、収入の補償があって、自分の仕事だけやればいい会社員に魅力を感じますが、体力的な問題で夫ほっぷから外で働く許可が下りません。

そして、フリーランスで良かったと感じることもたくさんあります。

劣等感、自己肯定感の低かった私にとって、私の人間性や技術を認めて下さる方の存在は、ものすごく心の支えになっているのは間違いありません。

 

クラウドソーシングのお仕事は、二つのサイトで成功されてるsensaiusagiさんの記事がとても参考になるので、是非読んでみてくださいね!

sensaiusagi.hatenablog.jp

 

TVCMで話題のココナラ

 

日本最大級クラウドソーシング クラウディア

 

 

この記事が誰かの参考になれば嬉しいです。

HSPの皆さんが、ご自分に合った環境を見つけられますように!!

 

 

自己紹介りんご:外向型HSP/HSEの主婦
ほっぷ:ちょっとオレ様な会社員の夫
いちご:頼りになる小学1年生の娘
の三人家族です

趣味が一人反省会の自分ですが、毎日を楽しく過ごしたい!
日々の面白いこと、オススメ品などなどHSP目線でつぶやき…時々毒吐きます

 

 

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