こんにちは、りんごです。
ブログにご訪問頂きありがとうございます。
先日に引き続いて、私の子供時代のお話です。
不快な方は、読み飛ばしてくださいね。
まだHSPなんていう概念もない
昔々のお話です。
ついた診断名は『自律神経失調症』でした
赤ちゃんの頃から、食が細く、ミルクや離乳食もすぐ吐き、よく熱も出していたそうです。
「りんごは弱い」「そんなだからダメなんだ」
そんな言葉に、次第に体調の悪さを隠すようになります。
幼稚園に入る頃には我慢をするのが当たり前になり、少しくらい調子が悪くても何も言えなくなります。
そして限界を超えてしまって吐いたり熱を出したり。
内科的には全く問題がなく、4歳の時に「自律神経失調症」と診断されました。
小学校でのいじめで、その症状はより顕著に現れるようになりました。
私物が捨てられて先生に訴えても、「そうか、じゃあこれ新しいの」と流されてしまうような状態で、助けを求めることもできません。
あまりに頭痛や嘔吐が酷かったために、小学校3年生の時には総合病院で1週間の検査入院。
それでも、どこも悪いところはありませんでした。
学校が嫌で、熱を出して休んで。でも、休むと決まった瞬間に元気になって。
そういう話、よく聞きませんか?
私の場合は、嘔吐の症状が酷くて数日は起き上がることはできませんでしたが、
これって仮病でもなんでもないんです。
今では、HSCの子供にこういうことが起こりやすいことが分かってきています。
もし、お子さんがそうだったら、まずは理解をして歩み寄ってほしいです。
他の子と比べずに、共感してあげて欲しいです。
それだけでも楽になれます。
最近気づいたアダルトチルドレン
私の話に戻ります。
「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」
「なんでそんなに弱いの?」
「りんごは家の前の道路に捨てられてたのを拾ったんだ(←昭和時代は言われた子多かった?」
「もうちょっと大きくなったら養女に出す」
そんな言葉に、いい子でいなきゃいけないんだ。
ちゃんとしてないと、いらない子って言われちゃう。一生懸命、優等生であり続けようとしました。
親の期待に応えなきゃという思いをもって、常に優等生を演じて。
自分の気持ちを出せないままに大人になりました。
子どものころに、家庭内トラウマ(心的外傷)によって傷つき、そして大人になった人たちをアダルトチルドレンというそうです。
私がこの言葉を知ったのは半年ほど前ですが、もしかしたら私もそうなのかなぁと思います。
大人になった今でも根本は変わっていません。
「私がりんごの歳の時はそうじゃなかった」
「私の方が大変だった」
「りんごはそんなだからダメなんだ」
よかったことを報告しても、
「へぇ、まぐれでしょ?」
返ってくるであろう母の言葉を想像すると、未だに何も母に何かを話そうという気が起こりません。
そんな自分自身を隠し続けて今まで生きてきました。
こうやって、ブログに書きだしている今も、こんなの書いたら怒られるんじゃないか?と何度も何度も消しては書いてを繰り返してしまっています。
HSCとは
1996年にアメリカの心理学者である、エレイン・N・アーロン博士が提唱したもので、
生まれつき刺激に敏感な子供のことを
HSC、ハイリー・センシティブ・チャイルドといいます。
資格や聴覚などの感覚が敏感で、非常に感受性が豊かといった特徴を生まれながらに持っています。
刺激がストレスとなって、「落ち着きがなくなる」「固まる」「泣きやすい」「言葉遣いや態度が乱暴になる」「便秘」「不眠」「発熱」「頭痛」「吐き気」「腹痛」「じんましん」といったことが起こることがあるそうです。
最後に・・・
強い人もいれば、弱い人もいます。
HSPやHSCに限った話ではないと思っています。
スポーツが得意、勉強が得意、リーダー気質、人見知り・・・。
自分の定規に当てはまらないから認めないではなくて、知らないことも受け入れられるように。
この記事を書いていて、自分自身を振り返って内省するきっかけになりました。
私は、誰かを否定してないだろうか?
はい、正に母や家族を受け入れられずにいますね。
ただ、苦手ではあっても嫌いではありません。
また今夜も一人反省会が始まりそうです(笑)。