こんにちは。
強度HSPで健康オタクのりんごです。
先日、1日1個、卵を食べると女性にとっても嬉しい効果があるというお話をブログに書かせて頂きました。
『卵=コレステロール』的なイメージがあり、ある年齢以上の方にはちょっと抵抗があるかも知れませんね。
今日は、そんなコレステロールのお話です。
コレステロールの役割
卵を毎日食べるのは、コレステロールが心配と言う方もいらっしゃると思います。
でも、コレステロールって、人間の体にとってすごく大切なものなんです。
コレステロールは男性ホルモンや女性ホルモン、抗ストレスホルモン、ビタミンDなどの「材料」であるとともに、カルシウムの吸収を助けるといった重要な働きがあるんです。
コレステロールが不足するとどうなる?
コレステロールの総量が減れば肝臓の負担が大きくなったり、免疫力が低下したり、細胞膜などが脆くなって癌の死亡率が上がります。
あと、脳の神経細胞も当然コレステロールから作られるからコレステロールが足りないと痴呆症のリスクもあがるそうです。
頭がいい人はコレステロールの値が高いなんていう話も聞いたことがありますよ。
卵のコレステロールは本当に体に悪い?
そもそも卵のコレステロールが体に悪いというのは誤解があります。
90年以上前の学者さんが、草食動物であるうさぎに食べさせると言う誤った実験を行った結果に広まった誤った学説。
実際には、善玉コレステロールを増やして悪玉コレステロールを減らす働きのあるレシチンやオレイン酸もたっぷり含まれています。
現在の調査では、お医者様から止められている方以外は毎日他の食品を考慮しても男性で2~3個、女性で1~2個くらいは食べて大丈夫との結果が出ているそうです。
ちなみに、私は一日最低1個、多い日は3個くらい食べてます。
効果的な食べ方は?
卵の栄養を一番吸収できる食べ方は生。
加熱することにより、たんぱく質が結合してしまうそうです。
善玉コレステロールと悪玉コレステロールって何?
悪玉コレステロールって一体何だと思いますか?
悪玉コレステロールとは、肝臓で作られたコレステロールの「運び屋」。
必要な場所に必要な分だけ運ばれてなければ、健康ではいられません。
なので、「運ぶこと」は決して悪ではありません。
ではどうして悪玉と呼ばれるんでしょうか?
それは活性酸素などの攻撃に遭うと、運んでいるコレステロールを血液中にばら撒いてしまうから。
血中にコレステロールが増え過ぎた状態が長く続くと、動脈硬化などの危険が高くなり、これが「悪玉」と呼ばれる所以です。
問題は悪玉コレステロールそのものではないんです。
じゃあ、善玉コレステロールって何?というとコレステロールの「回収屋」。
体内のあちこちに届けられたコレステロールが余っていれば、回収して肝臓に戻します。
お医者様から特別な指示がある方は別として、健康な人がコレステロールを気にするのであれば、コレステロールの量ではなく、お仕事を妨害する活性酸素なんですね。
善玉も悪玉も、生きていくためには必要なもの。
コレステロールの値が低すぎるのも、治療の対象なんですよ。
過去に人間ドックで、コレステロール低すぎて脂質異常と言われた私(笑)。